応募セッション一覧
Business Technology Conference Japan 2026
39件のセッションが応募されています
全社員が"作り手"になる ― コーポレートエンジニアが内製したバイブコーディング基盤の全貌
CfPセッション(30分)非エンジニアを含む全社員が、AIに指示するだけで社内の様々なシステムと連携するアプリを構築できる——そんな環境が、私たちの社内で既に実現しています。 ユーザベースでは2年前、数名のプロダクトエンジニアが転身しコーポレートエンジニア組織が発足しました。後にデータ基盤チームを統合し、AI×データの活用を一体で推進してきました。 Slack上で動作するAIエージェントの開発を経て、現在はエンジニアがAIに開発を任せる統合基盤「Uzabase Studio」、その上に非エンジニア向けの「バイブコーディング基盤」を構築。社内外のシステムや全社データと連携し、誰もが社内アプリやBIダッシュボードを作れ...
ログラスではCorporate IT3名で組織の成長を支えています。事業成長に伴って変化する組織と増加するアカウント数を管理し続けています。その中で難しいのは、マスタデータを作ることではなく、運用を続けることでした。 2026年3月から組織・人員マスタをGCPで構築し、GitOpsによる運用を導入しました。人事発令のシートからPull Requestが作られ、マージすると実際にアカウントが発行され、退職日に止まります。 5ヶ月維持した結果、運用負荷の低減に加え、監査証跡とAI活用の前提となる整備されたデータを保持できるようになりました。本セッションではなぜGCPを使い、どこに人の承認を残し...
未経験のMDM・SaaS管理を楽しむ!AIを相棒に未知の領域に向き合うマインド
CfPセッション(30分)昨年(2025年)11月に転職をして、今は新しい環境で未経験のMDM・SaaSを扱っています。 新しいサービスを管理・運用する楽しさを感じる一方、未経験領域には不安もありました。 そんな不安を楽しさに変えてくれたのが「AIを相棒に仕事するマインド」です。 AIを相棒に「謎解き」のように課題を紐解くことで、未知の環境に向き合う恐怖は「ワクワク」へと変わりました。 今回は「Jamf環境からIntune環境へ変わった話」と「新人Salesforce管理者になった話」を具体例に、AIを相棒に攻略していく体験談をお話する予定です。 日々の業務が何倍も楽しくなったマインド面をお話したいと思っているので、情...
Homebrewは開発現場で普及する一方、brew installによるソフトウェア導入をMDMや通常のパッチ管理ツールで可視化・統制できないという課題があります。近年はAIエージェント活用の広がりにより、一般社員もbrewを実行する機会が増え、脆弱性のあるパッケージやライセンス不明なOSSが組織に気づかぬうちに持ち込まれるリスクが高まっています。本セッションでは、この「見えないHomebrew運用」がもたらすリスクを整理し、可視化・ポリシー管理による実務的な対処法を、Workbrew社の日本パートナーとしての知見から紹介します。
Homebrewは開発現場で普及する一方、brew installによるソフトウェア導入をMDMや通常のパッチ管理ツールで可視化・統制できないという課題があります。近年はAIエージェント活用の広がりにより、一般社員もbrewを実行する機会が増え、脆弱性のあるパッケージやライセンス不明なOSSが組織に気づかぬうちに持ち込まれるリスクが高まっています。本セッションでは、この「見えないHomebrew運用」がもたらすリスクを整理し、可視化・ポリシー管理による実務的な対処法を、Workbrew社の日本パートナーとしての知見から紹介します。
弊社はゲームの動作検証に使う端末が多く、以前から各プロジェクトに端末管理者を立てて棚卸しをお願いしています。 仕組み化するためにまずはポリシー作成→自動化の順でPCから着手し始めました。iPaaSでMDMや台帳の情報をBigQueryへ集約し、Slackで通知する仕組みをリファクタリングを重ねてスケールしやすい形へ。安定したところで対象を検証端末へ広げ、レアケースや人が動かない場合まで順に埋めています。 ただ全自動にはなりません。システム任せは突合と通知までで最終確認は今も人。会社携帯と違い検証端末の先にはお客様がいるため、業務を止めないガバナンスの線引きが重要でした。 M&Aも活発にな...
シャドーIT、撲滅やめました。"見ないもの"を決めて、審査はAIに任せた話
CfPセッション(30分)気づいたら、現場が作ったGASツールが業務の本番で動いていた。生成AIで誰でもコードが書ける今、内製アプリは情シスの知らないところで増え続けます。全部レビューするのは無理、でも放置もできない。 そこで2つ割り切りました。ひとつは「見ないものを決める」。個人利用で、個人情報も顧客機密も扱わないものはレビューしない、と明文化しました。判定は3つの質問だけです。もうひとつは「審査をAIに任せる」。判定基準を社内Wikiに置き、AIがそれを毎回読み直して審査します。 情シスは取り締まる人から、線を引く人になりました。2026年8月に始めた運用なので、崩れたところも含めて話します。
寄り添うだけでは足りなかった ― ビジネスの現場に立って見えた、情シスにできること
CfPセッション(30分)情シスは強い権限を持っています。デバイスもネットワークもSaaSも、従業員は情シスが決めたものを使うしかありません。その環境が仕事にどう影響するかは、情シスの判断次第です。だからこそ、社内の人がどんな仕事をしているのかを理解しにいく必要があります。 「情シスはビジネスを理解しよう」とよく言われます。現場にヒアリングしましょう、とも言われます。しかし、話を聞くだけ、寄り添うだけでは見えないことがありました。 私は情シスからビジネスの現場に移り、多くのことに気付かされました。ビジネス職はビジネスのスペシャリストだったこと。制約の中で、常に何かを取舍選択していること。この気づきの多くは転職しなく...
情シス業務「ちゃんとやる」を分解したら、全部ソフトウェアエンジニアリングだった
CfPセッション(30分)日々の業務はしっかり進んでいる、でも組織の変化についていけているのだろうか。組織のメンバーが急速に増える中で業務の品質とスピードを底上げするためにコーポレートエンジニアリングチームの目標は「ちゃんとやる」となった。 この「ちゃんとやる」を分解していくとたどり着いたのは「コーポレート業務はすべてソフトウェアエンジニアリングで考えられるのではないか」という仮説。Infrastructure as Code、問い合わせ対応はバグのトリアージ、社内のルールはソースコード、社内のルールチェックはリンター... 本セッションを通じて「ソフトウェアエンジニアの考え方」と「実際に業務に当てはめた例」を紹介し...
半年で効果が薄れた全社業務改善プロジェクト ― "会社の当たり前"を再設計し、恒常的な改善へ
CfPセッション(30分)BTCONJP 2024で発表した「全社を巻き込んだ業務改善プロジェクト」のその後のお話です。 同プロジェクトでは現場起点の改善を中心に行い、短期的には効果が出たものの、半年〜1年で見ると効果は限定的で、経営・事業成長にはあまり寄与できませんでした。 現在は現場起点の改善だけではなく、会社として当たり前になっていた構造(システム、制度、情報流通等)を見直し、その再設計によって恒常的な改善につなげようと試行錯誤しています。 本セッションでは、プロジェクト管理体制の構築、情報流通の再設計、バリューチェーン上の課題を解決するシステムリプレイスなど、構造から見直した実践で得た学びと、改めて実感した「...
IdPを乗り換える。なぜIdPを乗り換えたのか、どのように行ったのか、そして何が得られたのか(仮)
CfPセッション(30分)私たちは、創業時から利用していたIdPのOktaをPingOne for Workforceへ移行しました。なぜ移行することになったのか、移行にあたって行った技術検証、実施計画、移行作業、その結果得られた知見などについてお話します。
AIを「ツール」から「同僚」へ:10人のチームを支える5人の自律型AIエージェント構築・運用のリアル
CfPセッション(30分)現場の「リソース不足」と「業務の複雑化」は、多くの組織が抱える課題です。本セッションでは10名のエンジニアチームで100万ダウンロードを突破したプロダクト『Avvy』を運営するAnotherBallが、AIを単なる機能ではなく「同僚」として定義し、社内システムに組み込んだノウハウを公開します。 一般的な「汎用AIの導入」で終わらせず、カスタマーサポート、データ分析、SNS監視、PMの補佐など、明確な役割・人格・独自記憶を持つ5人の「AIメンバー」をSlack上に構築しました。特定の役割と人格、そして独自の「記憶」を持つ彼らが、いかにして人間の判断(Judgment Call)を支え、反復的な負...
n8nを社内に浸透させようと、勉強会やテンプレート配布を重ねましたが、思うようには広がりませんでした。原因は意欲ではなく、n8nの個人学習が単純に難しいことでした。 いまは、構築の手順を言語化してClaude Codeのスキルにすることで、n8nの画面を見ずにワークフローが完成しています。作れる壁は、AIが越えてくれました。 ただ、作れることと使われることは別の話です。私はHRのAI開発を兼任し、異なるドメインで使われるものを作る難しさにも向き合ってきました。 本セッションは、AIが越えてくれた「作れる」の壁と、その先にある「使われる」の壁に向き合う、情シスの1年間の実践報告です。 や...
情シスからはじめる、知恵が巡る職場のつくりかた
CfPセッション(30分)「AIは全社で取り組む」という経営方針のもと、うちの情シスではこの1年メンバーが全社の生成AI推進を進めてきました。ガイド整備に勉強会、Slackでの情報発信。おかげで利用者数はしっかり増えた。……でも「AIで仕事が変わった」という手応えは、思ったほど広がらない。 なぜ?と全体を眺めていて、ハッとしました。「使い方さえ伝われば自然に広がるはず」 こんな方に聞いてほしい AI活用やDXを推進してはいるものの、「“業務が変わった” 手応えがないな」とモヤモヤしている情シス・コーポレートITの方に向けて、日々の運用対応を超えて、“組織の文化や環境そのもの”に情シスから関わっていきたい。そんな気持ちの...
ビジネステクノロジーの価値と創造 -Enjoy our Journey-
CfPセッション(30分)株式会社GENDAのコーポレートエンジニアとして、約3年ほど働いてきました。 現在の会社フェーズからどういった動きをしてきたかの話、実際の技術的な話もします。 ビジネスに寄与すること、技術を使うことで得られるビジネスな価値、 垣根を超えてビジネスに貢献していくということがどう言ったことなのかということを実体験をベースにしてお話しします。
『ITヘルプデスクから全社サポートデスクへ』組織統合で見えてきた課題と対策
CfPセッション(30分)当社では2026年2月より、従業員の利便性向上を目的に、IT部門のヘルプデスクと総務部門の庶務サポート窓口を統合し、全社サポートデスクとしての運用を開始しました。 一方で、窓口を1つにするだけでは、業務の進め方、責任範囲、情報共有、ドキュメント整備など、さまざまな課題が見えてきます。 本セッションでは、組織統合によって実際に起きた課題と、その対策として現在取り組んでいる運用改善、ドキュメント化、AIチャットボット活用について、進行中のリアルな事例として共有します。
管理を耐える仕事から、仕組みを育てる仕事へ──SaaSの契約管理をワークフローにした話
CfPセッション(30分)社内SaaSの契約更新をSlack上で判断・記録し、止まればフォローまで進む仕組み「mitsukaru」を作りました。以前はNotionのシステム台帳と担当者の記憶で回しており、期限を思い出し、人を探し、催促する仕事が残ったままの筋肉運用だったため、半年も経たずに作りっぱなしになり、運用が腐りました。そこで新たに一覧をきれいにするのではなく、普段のSlackの中で次の作業が届く流れに作り直しています。また、少人数で回すために生成AIも組み込んでいます。管理を耐える仕事から、仕組みを育てる仕事へ変えた経緯と設計思想をお伝えできればと考えています。
「ITを活用して、みんなの業務を楽にしたい」そんな想いをもって、サービス業務から自ら手を挙げて情シスへ異動。IT知識ゼロからのスタートは「施設から見ればプロ、エンジニアから見れば素人」という狭間でもがく日々でした。それでも担当範囲外の問い合わせもとにかく拾い、『ゴリラの人』として施設との距離を縮めてきた日々。2024年、働き方を変えたくて一度退職。しかし外に出たことで、本当にやりたかったことと挑戦を支えてくれていた星野リゾート独自の『ガードレール』の存在に気付きました。2025年夏に出戻って1年余り。年間1万件超の問い合わせを支えるヘルプデスクリーダーとして、システム内製化の取り組みの中で感じ...
Claude Enterpriseの導入に学ぶ、情シスの新たな価値
CfPセッション(30分)生成AIが生産的活動の中心となる中、全社で完全従量課金のClaude Enterprise導入に踏み切りました。しかし、現場では「決められた予算と従量課金の板挟み」「野放しによるコスト急増と過度な制限による活用停滞」など、相反するジレンマに直面しています。 本セッションでは、この苦労を踏まえ、情シスの役割をツール提供で終わらせず、全社の価値創造をいかに牽引するかをお話しします。 具体事例として、 ・予算調整や利用状況のモニタリング等、コストコントロールの運用設計 ・社員が「コストをセルフマネジメントするスキル」を身につける教育・伴走 などを共有します。 ツールを渡すという役割を脱し、社員が自...
LLM利用の可視化、一本化からコスト最適化まで!全社LLM Gateway 構築と運用のすべて
CfPセッション(30分)2025年4月、私たち LayerX は行動指針を「Bet Technology」から「Bet AI」へ変更しました。全社員が AI・LLM を使い倒し、AI 活用は一気に浸透しました。 一方で、AI サービスごとに管理が分かれ、誰がどのモデルをどれだけ使っているかを全社で見る手段はありませんでした。コストの上限設定も各サービスの管理画面から手作業で、全社を横断して制御する仕組みはなく、扱ってよい情報の判断も各社員に委ねられていました。 いくつかの手段を比較した結果、OSS の LLM Gateway「LiteLLM」を選び、2026年2月に検証を開始、7月に集約しました。 統制を土台に、AI...
快適なオフィスを作ったはずだった 〜移転後に残り続けた「ネットワークが遅い」〜
CfPセッション(30分)2025年10月、当社はオフィスを移転しました。全社横断のタスクフォースを組み、社員の半分以上を巻き込んでワークショップを開き、みんなが出社したくなるオフィスを目指しました。 情シスとしては、どの席でも快適に働ける環境の整備と、Wi-Fi認証のセキュリティ強化に取り組みました。様々な取り組みの結果、出社率は上がり、採用にも良い影響が出ています。 ただ一つ、課題が残りました。 「ネットワークが遅い」。 一つ原因を見つけて対処して改善はしたけれど、また同じ声があがって別の原因を探す……そんなことを繰り返しながら今に至ります。オフィスづくりでうまくいったことと、残った課題との戦いの記録をお話...
属人化したISMS運用をGitHubとAIで仕組み化した1年間の記録
CfPセッション(30分)カミナシでは、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の運用が担当者の経験やノウハウに大きく依存していました。 毎年実施される ISO/IEC 27001 の審査に向けて、「何を、いつ、誰が、どのように実施するのか」を体系的にまとめたドキュメント・タスクリストやチケットはほとんど存在せず、運用を引き継ぐのが難しい状況でした。 本セッションでは、属人化したISMS運用を見直し、GitHubを中心としたドキュメント管理・ナレッジ共有の仕組みへ移行した1年間の取り組みをご紹介します。 さらに、GitHub ActionsやClaude Codeを活用した自動化、運用コストの削減、情報セ...
専任組織なしで回す ― 明日からできる、生成AI社内展開のかたち
CfPセッション(30分)生成AIの社内展開は、どこから始めればいいのか。 生成AI活用推進のために、"生成AIアンバサダー制度"と社内横断型の"生成AI ワーキンググループ"を立ち上げ、社内の生成AI活用を進めました。本セッションでは、前例のない中で進めたアンバサダー制度の場づくりと仕組み、目標と成果の測り方、現場で実際に生まれた改善などを具体的にお話しします。「社内展開したいけれど、何から始めれば…」という方へ、どのようにアンバサダーを立ち上げ、現場の支援を広げたかを、明日から真似できる形でお伝えします。
AI活用事例としてメジャーなAI Chatbot。セキュリティ対策としてまず考えられるのがプロンプトインジェクション対策です。プロンプトインジェクション対策を担うガードレールが様々なセキュリティベンダーから提供されています。 しかし、プロンプトインジェクションはAI Chatbotの手前にガードレールを設置すれば完全に防げるほど成熟した領域ではありません。 本セッションでは、ガードレールの製品選定を検討する前に、正しくプロンプトインジェクションを理解し、どのような仕組みや運用を併用することがベターなのかを解説します。
情シスがAIを活用することで広がっていく世界!
CfPセッション(30分)「情シスがAIを活用することで広がっていく世界」は遠い未来の話ではなく、いま現場で起きている変化です。 AIエージェントに実務そのものを任せてみたら、私自身のスキルの幅が想像以上に広がり、できなかったことができるようになりました。 ・専門外に踏み込める「深さ」 ・使う側から作る側へ越境する「広さ」 情シスの世界は広がり、それによって得られる喜び、楽しさを話したいです。 本セッションでは、IdP運用・ヘルプデスクのトリアージ・ワークフロー自動化・未知のSaaSやAPIの習得を、AIエージェントとともに再構築してきた実践を紹介します。手順書がAIの「スキル」として資産になり、未知の技術が数日で運...
中期計画、2回作ってみた〜業務委託と正社員、両方の視点から〜
CfPセッション(30分)業務委託のコンサルタントとして外から、正社員として中から、同じ会社で中期計画の策定に2回携わりました。 実際に立場を変えて全社的な中期計画を作成した経験をもとに、やってよかったことや苦労したことなどを共有できればと思います。
事業会社におけるコーポレートITチーム立ち上げ期の苦悩
CfPセッション(30分)2024年4月に立ち上げったコーポレートITチームがチームの組織化に向けて取り組んだことをお話します。 主に個の集まりであったチームが、チームとして機能するまでの流れについてお話する予定です。
ITの前に、文化を入れる ― 非IT企業・情シス元年のリアル
CfPセッション(30分)IT部門なし、ルールなし、セキュリティ教育なし。あったのは、現場が自由に入れた無料ツール。結果、なりすまし詐欺の被害(未遂)——。 そんな不動産・建設業のホールディングスグループに2025年10月、情シスが生まれました。元年に立てたのはシステム導入計画ではなく「信頼の獲得計画」。現場の様々な文化を否定せず受け皿を作り、押し付けずにファンを増やし、現場が楽になる体験を届ける。現場の抵抗と「戦う」のでもなく、イケてるツールを「どんどん入れる」のでもなく、「文化を入れる」ことに徹した1年の実話です。立ち上げ期の情シスがそのまま真似できる「信頼の貯め方」と、「情シスって楽しい!」の正体を持ち帰ってくだ...
運用中心の情シスから、相談されるDX推進チームへ — 発足から始めた社内浸透とAI活用の実践 —
CfPセッション(30分)2026年2月、情報システム部の発足と同時にDX推進チームを立ち上げました。 これまでの全社システムの導入・運用・管理やネットワーク対応を中心とした情シス業務から、新たに各部門の業務改善やAI活用を支援するチームへ。まずはメンバーと各部門への挨拶回りを行い、社内にチームの役割を知ってもらうことから始めました。 その結果、少しずつDXに関する相談が寄せられるようになり、社内問い合わせAIチャットボットや採用アシスタントAIの開発、全社のAI活用を促進する「AI活用グランプリ」の開催にもつながりました。 本セッションでは、DX推進チームの立ち上げから社内で認識されるまでの活動、具体的なAI活...
AIを「情シスメンバー」として迎える――Skillsと自律更新で育てるSlack問い合わせエージェント
CfPセッション(30分)社内のIT問い合わせに一次回答するSlack AIエージェント「josys-bot」を開発・運用しています。単なるFAQ検索ではなく、質問の文脈に応じて社内ナレッジや各種ツールを使い分け、必要に応じて人へ引き継ぐことを前提に設計しています。本セッションでは、AIに情シス業務の知識をどう持たせ、更新し続け、誤回答の可能性を抱えながら人間のチームにどう組み込んだかを、現在進行形の試行錯誤として共有します。
情シスが情シスとして楽しいって思える組織の作り方。
CfPセッション(30分)情シス組織を拡大するには、採用だけでなく、入社後もメンバーが成長とやりがいを実感できる仕組みが必要です。出前館で4年間取り組んできた情シス組織づくりを題材に、エージェント、リファラル、社内からの雇用変更など、採用ルート別のアプローチを紹介します。さらに、メンバーの定着を支えるチームマネジメントや組織運営、情シスの仕事を情シス自身が評価する仕組みについて、実例を交えてお話しします。
「実際、生成AIって社内でどれくらい使われてるんだろう?」と好奇心から始めた調査でしたが、実は「現在地が数字でわからないと施策の優先順位が決められない」という切実な課題への回答でした。入社1年目情シスが役員層や、消極的な社員へのDM草の根運動を実施した結果回答率91.3%、利用率98.2%。ただし良い数字の裏には、アンケートをとらないと知ることもなかった宿題が。設問設計の逆算術、泥臭い回収の実務、数字から施策を導く読み方やその中で感じた楽しさ、情シスにとって嬉しい副次的効果についてお話しします。
syslogを収集・監視して機械のご機嫌を見つめよう! 利用者通報型から先回り検知型へ
CfPセッション(30分)syslogという言葉・動作をご存じの方も多いと思いますが、収集だけしているという環境も少なくないと思います(弊社もそうでした)。 ある日、電子ファクスの受信データを共有フォルダーへ転送するジョブが停止しました。しかし複合機の画面には警告は表示されず、利用者からの「ファクスが届いていない!」という問い合わせで初めて障害に気付くことになりました。 syslogを活用した電子ファクス障害の検知事例や、以下のようなお話をしたいと思います。 ・syslogから必要な情報を見つけ出す方法 ・監視システムと連携させる考え方 ・障害発生前に気付ける仕組みの作り方 ・複合機以外の機器やサーバー監視への応...
少人数でも回るセキュリティ運用の作り方
CfPセッション(30分)企業によっては、情シスがセキュリティ業務を兼任しているケースが少なくありません。しかし情シスの本来の役割は組織の生産性向上であり、セキュリティはどうしても二の次になりがちです。一方で、セキュリティの重要性は年々高まる一方 ― この矛盾を抱えながら運用している方は多いのではないでしょうか。 本セッションでは、「人を増やす」以外の解決策として、脅威インテリジェンスとAIを活用して業務を効率化する、やることを絞り込むという考え方を、3つの実例で紹介します。
一人情シスはなぜ増員されないのか ~「一人で回せている」を壊す情シス体制強化の伝え方~
CfPセッション(30分)未経験から情シスになり、一人情シスとして幅広い業務を担当する中で、「何から学べばよいのか」「すべてを自分で抱えるしかないのか」と悩みながら、日々試行錯誤してきました。 本セッションでは、異業種から情シスへ転身した私が、どのように知識や業務を身につけてきたのかをご紹介します。また、問い合わせ対応やアカウント・端末管理など、一人情シスに集中しやすいタスクを、業務委託メンバーや社内の協力者、ツール、運用ルールを活用して分散していった実体験もお話しします。 一人ですべてを解決するのではなく、周囲を頼りながら、無理なく継続できる情シス体制をつくるためのヒントをお届けします。
生成AIの導入が進む一方で、情シスにはデータ保護、利用状況の把握、リスク評価、インシデント対応までを横断した管理が求められています。本セッションでは、特定製品に依存せず生成AIガバナンスを整理する「柴犬総研 AI Governance Lifecycle Framework」を紹介します。Protect、Observe & Assess、Investigate、Prevent & Respondの4層で、LLM、RAG、AIエージェント、プロンプト、データ、IDをどう管理するかを解説します。生成AIガバナンスをこれから始める方にも、既存運用を見直したい方にも持ち帰れる設計の視点を提供します。
ライセンス管理で消耗していませんか? ― ひとり情シスが挑む、ライセンス管理基盤の構築 ―
CfPセッション(30分)ソフトウェアライセンスの管理を、人力とスプレッドシートで支えている情シスも多いのではないでしょうか。しかしそこには、契約更新漏れ、不要な契約の惰性更新、利用実態の不透明化、請求書の分散等の課題が潜んでいます。 本セッションでは、点在・散逸した情報を"ライセンス管理基盤"へ集約するためにどのように業務プロセスを再設計したか、実際の設計プロセスに沿ってお話しします。 契約番号・サブスクリプションID単位の管理、そして支出の削減余地特定まで。明日から実践できることも含めて紹介します。 また今年のテーマである「情シスって楽しい!」に基づき、このプロジェクトにおける情シスの楽しさ、やりがいについても...
AIエージェントに何を承認させるか? 情シスのための決裁権限設計論
CfPセッション(30分)生成AIエージェントに購買申請や経費精算、SaaS利用申請を任せる時代が近づいています。しかし「どこまで自律的にやらせ、どこから人の承認を挟むか」に正解はまだありません。 本セッションでは、AIエージェントに実際にウォレットを持たせ決済を実行させる個人開発プロジェクトを題材に、「承認カードUI」「決裁フロー」「暴走時の停止機構」をどう作ったかを紹介します。そこから見えてきた、情シス・コーポレートITが向き合うことになる"AIエージェント版の権限管理"の論点を、実務目線で共有します。完成された正解ではなく、試行錯誤の途中経過としてお話しします。
スタートアップが証券会社になる日──1人目エンジニアが、金商法下でAIを開放するまで
CfPセッション(30分)Nstock のセカンダリー事業においてスタートアップが"証券会社"と呼ばれる領域に踏み込む過程で、私は1人目エンジニアとして、金商法・FISC安全対策基準・ISMS(ISO/IEC 27001)・ITGC/ITACという規制群に軸足を置きつつ、生成AIをどう組み込むかという2026年の最大といえるテーマに向き合ってきました。 本セッションでは、ソフトウェアエンジニア・コーポレートエンジニア・GRC担当という3領域を軸に横断して動く立場から、規制対応と業務効率化をどう両立させたのか、失敗と回避策も含めて開示します。何をAIに任せ、何を任せなかったか。統制側のISMS/ITGCをどう"AIを許容...